子供の頃、母や祖母に「誰も見ていないところでも、悪いことをしてはいけないよ。空からお天道様が見ているからね」と言われたものです。
子供心に、神様はいつも空から見ているのだと、ちょっと恐怖心がありました。
真に幸福に生きるヒント、天の望む、天に恥じない生き方とは。
元々日本人の生活には、神様が身近な存在でした。
毎日の祈りを始め、お祭りや様々な行事などを大切にし、それが生活の一部だったのです。
日本人は祈りの民族なのです。
神様との繋がりを、今でも大切に受け継がれている地域もありますが、昭和の時代に比べると少なくなってきているのではないでしょうか。
昔の日本人が神様の教えとして、大切にしてきた生き方こそ、これからの時代に求められる生き方ではないかと思っています。
その一つが、誠実さ、忠義や恩義、思いやりや慈しみ、そして愛を大切にすることです。
昔の日本人が何よりも大切にし、志してきた生き方です。
昔の日本人は「天(神)」というものを、生活の中心、いや、生き方の中心に置いていたのです。
神々は、日常生活の中に共存していました。
そこには、日本人としての生き方の教えがありました。
それこそが、「信」「義」「仁」「愛」を大切にするという生き方です。
ぜひ私たちも、天が望む生き方、天に恥じない生き方を心掛け、できるだけ実践してみたいものです。
この生き方こそ、これからの時代を幸せに生きるヒントがありそうです。
その積み重ねが、自分への信頼を生み、幸せな毎日に繋がると思います。
ぜひ意識してみましょう。
少し話はかわりますが、皆さんも神社にお参りに行って、そこの神社のエネルギーを感じたことがあると思います。
伊勢神宮に初めてお参りに行ったとき、あの独特の雰囲気にとても感動したことを思い出しました。
この日本の地に、このようなエネルギーを醸し出す神聖な場所があるなんて!!。
なんと表現すればいいのか、厳粛、厳か・・・言葉がでませんでした。
その感動をきっかけに、毎年一度はお参りに行っていたのですが、コロナ禍で連続参拝は途絶えてしまいました。
また参拝を復活させたいものです。
また出雲大社は、伊勢神宮とは真逆に、力強いパワー感じました。
瀬織津姫様のように姫神様がご祭神の神社は、温かさや優しさを感じます。
地元仙台でも不思議な体験をしたことがあります。
市内に青葉神社があります。
御祭神は伊達政宗公です。
何度もお参りに行っている神社ですが、一度だけ摩訶不思議な体験をしたのです。
いつもの通り、鳥居の前で一礼し参道に入りました。
その瞬間、なんとも言えない心地よいエネルギーに包まれたのです。
「え、なに?、ここの心地よさは」
このままここに居たいと思うほど、心地よいのです。
その心地よさは、お参りが終わって鳥居を出るまで続きました。
鳥居をでた瞬間になくなったのです。
その正体はよく分かりませんが、神々のエネルギーに包んでいただいたのではないかと思っています。
青葉神社には何度もお参りに行っていますが、その体験をしたのはその時だけです。
ぜひ皆さんも神社にお参りに行ったら、その神社のエネルギーを感じてみてください。
その中に必ず皆さんの波長と共鳴する神社があります。
そう感じた神社は大切にしてください。
ただし、一番身近な神様は氏神様ですので、毎月の参拝は欠かさないようにしてくださいね。