9月20日から秋のお彼岸がやってきます。
今日は、お彼岸に行う六波羅蜜の種類と修行の内容についてご紹介します。
お彼岸は、ご先祖様に感謝し、供養する日々だけではなく、今生きている私たちが六波羅密を実戦する期間でもあると言われています。
※六波羅密については、過去のブログで説明していますので詳細は省略します。
六波羅密とは
布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)の6つの修行の事です。
お彼岸の一週間は、先祖を敬い、亡き人に供養を捧げると共に、善根を積み、迷う心を清浄する期間です。
では、どのように行うかというと、日ごとに行う修行があるのだそうです。
それが、
20日 布施:他人のために惜しむことなく、よいことをする
21日 持戒:道徳心をもって人間らしい生活をする
22日 忍辱:苦しみに耐え、正しい道を進んでいく
23日 お中日:ご先祖様供養(お墓参り)
24日 精進:たゆまぬ努力、続ける心
25日 禅定:心静かな落ち着き、集中する心
26日 智慧:物事の心理を正しく見極める力をもつ
自分らしい人生を歩んでいる人たちからよく聞く言葉に、「神仏を敬い大切にする」という言葉があります。
歴史を振り返ってみても、歴史に名を遺す人たちの多くが神仏を大切にしています。
ご先祖様を大切にし、神社(まずは氏神様)にも参拝に行く。
豊かな人生を過ごしている人たちは、見えない世界の力を感じているのだと思います。
ご先祖様は、私たちに一番近い神様とも言われています。
神仏を敬い大切にし、感謝をし、そしてお参りを欠かさない。
それが知らずのうちに大きな力となっているのですね。
私も何度も見えない世界のお力添えと思った経験があります。
お彼岸の期間に限らず、六波羅蜜を意識して実践してみませんか。
徳を積むことは、宇宙銀行に貯金する事にもなりますよ。
そうすると、本当に困った時に手を差し伸べていただけます。