なぜ人は時に攻撃的になるのか(攻撃性の心理学)

私たちの悩みのベスト2は「人間関係」と「お金」の事と云われていますが、クライアントさんのお話を聞いていると、本当にそうだなと思います。

今現在も、パワハラやモラハラに苦しんでいる人も多いのではないかと思います。

そこで今日は、人間の攻撃性について、心理学の観点から簡単に紹介します。

※心理カウンセラーの権藤信之さんのお話を基に、私の経験も踏まえて作成しました。


人はなぜ不平不満がでるのか。

答えは一つです。

それは、「自分の思いどおりにならない」からです。

でも、自分自身を振り返ればおわかりでしょう。

人生なんて自分の思い通りにならないことの方が多く、人によっては皆無と思って人生を嘆いている人もいるかもしれません。


私たちは無意識のうちに人を変えようとします。
しかし、人を変える事はできません。

変える事ができるのは自分自身だけです。


ここからは権藤先生のお話の抜粋(勝手に編集)です。

自信のある人は
・自分の強さをアピールしない
・自分に自信があるので否定されても鬱にならない
・「人は人、自分は自分」とポジティブに思っている

自信のない人は
・否定の言葉にムキになる
・投射がおこりやすい
・人といると疲れる

 相手に自分を認めさせようとムキになる!
 根底にあるのが「自分に自信がない」です。
 なぜ自分をわかってくれない人に時間を費やすのか?。
 それは自分が認められないと不安で仕方ないから。


少し自信のない人のお話をしましょう。

自信のない人は、いつも他人の表情とか態度に反応し、時にすごくムキになります。

それは、その人に認められないと不安でしかたないからです。
いつも相手の反応に影響されているのです。

相手と自分の距離を保てる人は自分に自信のある人です。
自分で自分を楽しめる人です。

よく「どんな人をパートナーに選んだ方がいいか」と聞かれます。

楽しい雰囲気の時はその人の本質はわかりません。

その人を本当に知りたければ不機嫌になった時の立ち直り方を知るべきです。

本当の愛し方は、「君が、君だから大好きだよ」とあなたの全てを認め受け入れることです。

それを自分の思いどおりにしようとする人はNGです。


攻撃をしてくる人は、自分が攻撃していると思っていません。

自分に自信がない、根底に「自分は愛されていないから」という気持ちがあります。

自信がないから自分を認めてもらおうとします。

だから自分を周りにアピールする。
それに対して同調しないとすごく不安になる。
いつも相手によって、自分が影響を受けやすくなっています。

話をしていた時やふとした時に、何にキレているのか、突然怒りだし、その原因がわからない人もいます。

そういう人の中には、「自分はもしかしたらバカにされているかもしれない」「自分は認められていないかもしれない」と
他人の顔色や他人の態度にすごく影響されています。

出来事をいちいちジャッジせず、さらっと流して自分で自分を楽しむ事は凄く大事です。

パートナーにするなら、「その人が不機嫌な時の立ち直り方」を見た方がいいです。

「あなたが私の道具ではなく、あなたが自由な個性を持ったあなただから好きだ!」

「あなたがこうしてくれたから、こういう態度だと愛する」は愛する事のできない人、トラブルが起こる人です。

意識してみてください。


人と会って疲れる人は「人に嫌われたくない」と思っているのです。

「身近な人にも違いを認められる」
とても大事な事です。


参考まで、権藤先生の動画を貼り付けておきます。
攻撃性の心理学 – YouTube


※最近インスタを始めました。
お時間があるときにでも覗いてくれると嬉しいです。
ただし、写真の才能はありません。
撮影は直感のみです。
https://instagram.com/o.ryuto3588 です。





作成者: ケント先生

「自分らしく生きる」これがこの時代の生き方の一つです。 セミナーや研修会等の講師、そしてライフコーチとして、量子力学、脳科学、心理学等を活用・実戦する個人セッションやグループセッションを通じて、皆さんが、自分らしく生きるためのお手伝いをさせていただいています。 また、社内業務の総合窓口 コンサルティングとして【人材育成・職場環境改善・経営相談】等、仕事と生活をより豊かにする後押しをさせていただいています。 セッションを受けた方からは「元気が出ます」と言われることが多く、「元気が出るコンサル」とも呼ばれています。 このブログが、皆さんの心と生活がより豊かになるヒントになればとっても嬉しいです。

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