皆さんも、今見ている現実は仮想現実、アバターの世界と聞いたことがありませんか?。
今回は「なぜ仮想現実」と言われるのか、皆さんのお話の中から一つの説を紹介します。
全知全能の神の世界は
「全知全能」というものは、あらゆるものを知っているので退屈です。
(私が体験した世界も黄金の光に包まれた心地よい世界でしたが、それ以外なにもありませんでした。)
なので、あえて、自分の記憶を消した状態で、知識(体験)を得る実験場を作りたいのです。
その「実験場」を作るために、シミュレーションを作ります。
シミュレーションの地球など、そういう場をいくつも作ります。
この宇宙そのものが、神様の実験場かもしれません。
これが仮想現実、「シミュレーション仮説」です。
ニック・ボストロムという哲学者が唱えた仮説が「この世界がもしかしたら、シミュレーションなんじゃないか」です。
この世界が全知全能の神様が、知的好奇心を満たすために作り上げた実験場なのだとしたら、そこには善悪の概念がないのです。
悪いものもある種の情報、悪行もある種の情報。
善行もある種の情報。
なんで善行をした人たちが、いわゆる因果応報で、良い環境になっているのか?。
なぜ悪い行いをすると悪いものが返ってくるのか?。
善行は情報の拡散で広げる行い。
良い行いをして、誰かに愛を与えることによって、愛を与えられた人が元気になった場合、やる氣が出て新しいコンテンツとか、新しい情報を生み出す可能性があります。
新しい発見をこの世にもたらす可能性が非常に高くなります。
悪行の場合
誰かを殺めてしまったり、誰かを傷つけて、例えば引きこもりにさせてしまったということをした場合、その人が本来生み出すはずだったコンテンツとか情報を遮断する行為になります。
いろんなことを知りたいと思っている神からすると、悪行をする人間は邪魔なのです。
それはシンプルに、悪行がいい、悪いではなく、情報の拡散をストップさせるから嫌だということです。
例えば、誰かの悪口を言ってしまい、本来であればその人が素晴らしい才能があったのに、引きこもりになってその才能を発揮できなくなったら、神様としては1個情報が減ることになります。
だから神様は、
「善行を行う人にやさしくするということを重視しているのです」
これまでのお話を私たちの立場で考えてみましょう。
ドイツの思想家のニーチェの言葉に、
「事実というものは存在しない。解釈だけが存在する。」
というものがあります。
つまり、今見えている現実をどう解釈しているのか。
人は現実をそのまま見てはおらず、自分の「思い込み」で見ています。
ですから同じ現実を見ていても、人によって解釈が違うのです。
つまり、豊かな世界に生きたければ解釈を変えればいいだけなんです。
この世界は本当は愛に満ち溢れた豊かな世界です。
信じることから、すべてが始まります。