「人は持っている能力の3割しか使っていない」という言葉を聞いて、思い出したのが<ジョハリの窓>です。
「ジョハリの窓」とは、他人との関係から自己への気づきを促し、他人とのコミュニケーションを円滑にできると考えられている心理学モデルのことです。
サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが共同で発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」という考え方を、後に二人の名前を組み合わせて「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。
①「開放の窓」 自分も他人も知ってる自分
②「秘密の窓」 自分は知っているが、他人は気づいていない自分
③「盲点の窓」 自分は気が付いていないが、他人は知っている自分
④「未知の窓」 誰からもまだ知られていない自分
この四つの窓のうち、「開放の窓」を広げていくことがスムーズなコミュニケーションや能力開発・能力発揮につながると考えられています。
しかし、「波動の法則」では自分が認識できていない部分が可能性の部分となりますので、③の「盲点の窓」、④「未知の窓」がそれにあたります。
私もそうですが、何か新しい事を勧められても興味や関心がなければ受け入れることはありません。
実は、この意識が自分の可能性を閉じてしまっていたのかもしれないのです。
拒否や否定はその瞬間に動きが閉じてしまい、それ以上先に進む事はありません。
私たちは自分が認識している能力よりも、気が付いていない能力の方が多く存在しているにも関わらず、潜在意識が邪魔をして無意識に自分の能力を決めつけているのです。
苦手なことや気が進まないことでも、取り敢えず一度受け入れてみることで自分が気が付かなかった新しい能力を発見し、これまで開けたことのない扉が開いたかもしれないのです。
ぜひ、一歩踏み出して挑戦してみてください。
そこには、これまで気が付くことのなかった新しい可能性が秘められていますよ。
今までの自分に対するブロックを外し、自分の可能性を広げましょう。
自分が思っていた以上に、自分の中にはたくさんの能力が眠っています。
ただ気が付いていないだけですよ!
※もちろん、それでも受け入れられないものは止めればいいのです。