「人生は証拠探しの旅」と聞くと「えっ、いったい何のこと」と思う方が多いと思います。
「引き寄せの法則」では、今感じていることが現実となると言われています。
例えば、自分はダメな人間だと思い込むと、無意識のうちにダメな自分を探しています。
そして、ダメな自分を見つけると「やっぱり、私はダメな人間だ」と決めつけています。
私は「不幸だ」とか「豊かになれない」、「才能がない」などなど、ネガティブな自分を探していませんか。
人は「証拠探し」をしては、その思い込みを日々確たるものにしているのです。
確信を深めてしまうのです。
たくさんの証拠を集め自分の「信念」にすらしてしまっているのです。
仏陀の言葉に
「人は、私はこういう人間だと自分で考える通りになります。それと異なったものになる事はありません」
まるで「思考は現実化する」を要約したような言葉です。
例え、勘違いであっても、それを強く信じていたらそれが現実化します。
人間は、自分が思い込んでいる事が現実に起きてくるとそれを確固たる「証拠」として採用し、それを自分の中の「真実」として潜在意識に刻み込んでいます。
では、それをどうやって変えていくか。
これからは、「今ここ」にある豊かさや幸せに気づくだけ。
それは、小さな豊かさや幸せでいいのです。
小さな才能でいいのです。
「ある」という事を発見し、積み重ねていくだけです。
私は、「感謝する」ということを見つけることにしてみました。
毎日、毎日、眠りにつく前に今日の感謝を見つけてみました。
すると、いつの間にか無意識のうちに様々な事に感謝をしている自分がいるのです。
鏡の法則というものがあります。
それは「自分の人生に起こる問題の原因は、すべて自分自身の中にある」という考え方です。
これにはもう一つの意味があります。
「自分が自分に対してやっている扱いが、世界から扱われる」ということです。
さあ、今から思考を変えてみましょう。
自分の中にある豊かさや才能など、否定ではなく肯定をしていきましょう。
今から「私にはあるという証拠探し」の始まりです。
今日の〆はマザーテレサの「5つの気をつけなさい」です。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。