私たちの先祖がホモサピエンスと言われていた頃、現代のようなテクノロジーのない時代に山を越え、海を渡り、世界各地に移動をしました。
なぜそれが可能だったのでしょうか。
ヒト以外のほとんどと言える動物は、地球の微弱な地磁気を感じ取り移動のナビゲーションに利用していることが分かっています。
しかし、最近の研究によると、ヒトにも潜在意識下ではありますが、地磁気を感じ取る能力が備わっていることが明らかになっています。(まだ研究段階です)
GPSや羅針盤、地図などがなかった時代の人々は、どうして目では確認できないような陸や海の目的地に辿り着けたのでしょうか。
「スティック・チャート」と呼ばれる海図があります。
マーシャル諸島で19世紀まで使われていたもので、それには島と島の間の距離と方向や海流の向きなど、航海に必要な情報が記されています。
そこから推論されるのは、昔の人々は現代人より遥かに高い自然観察力と方角に対する細やかな感覚があったことです。
太陽、月、星、風、波、音、匂いなど、自然のサインを見逃さずに方向を見つけるスキルを「ナチュラルナビゲーション」と言います。
まだまだ解明はできていないようですが、近年の研究では元々ヒトにも他の動物と同じように地球の地磁気を感じる能力は備わっていたのですが、取り巻く環境の変化などにより、祖先から引き継いできたその能力は退化したようです。
ヒトにも地磁気を感じる第6感があった⁉
私たち人間は祖先が持っていた様々な能力を、取り巻く環境の変化の中で、だいぶ退化させてしまったのではないでしょうか。
この地球に生を受けた私たちは地球や宇宙のエネルギーを感じるのは当たり前、何故なら、私たちも地球も宇宙の一部だからです。
宇宙があるから地球があり、地球があるから人間は存在しています。
私たちの体は、地球に存在している物質でできています。
ということは、
そこには共通している何かが存在しているはずです。
私たち人間も有機体なので、小さく分解していくと原子に辿り着きます。
全ての物質は原子というところに行き着きます。
原子は「粒子」と「波」という性質をもっています。
この波がどのような状態で振動しているのか、その状態を「波動」といいます。
この「波動」は、「エネルギー」や、「気」と呼ばれることもあります。
先人たちはそれを感じ取っていたので、
「波長が合う」「気が合う」「類は友を呼ぶ」などという言葉が存在しています。
同じ波長は引き寄せあう。
それが「波動の法則」、「引き寄せの法則」と呼ばれるものです。
今、私たちが見ている世界は、今の自分の波動と同調している世界です。
この波動を高めることで、もっと広い世界が見えてきます。
まだ気が付いていない私たちの中に存在している能力、それに気づき、それを磨き、今までとはちがう世界を除いてみませんか。
「波動」や「引き寄せの法則」について、もう少し知りたいと思った方へのおススメの本です。
左から
「波動が変わる!あなたが変わる!人生が変わる!」
桑名正典著 アールズ出版
「日本人こそ、宇宙にお願いすればいい。」
吉岡純子著 フォレスト出版
「大丈夫! すべて思い通り。」
Honami著 KADOKAWA