当たり前は当たり前ではない。
東日本大震災を経験した私は、
電気が点いた時の安心感、水が出た時の嬉しさ、ガスの炎を見た時の安堵感、いつも使っていた交通機関が使えなくなった不便さを今でも思い出します。
普段、当たり前に使っていたものが使えなくなる不便さや辛さ、それを使えるようになった時のありがたさを、身を持って体験しました。
近年は、毎年どこかで甚大な被害を受ける自然災害が発生しています。
約三年前に経験した命に係わる病気・・・
人は生かされているということも身を持って教えてもらいました。
当たり前と思っていることは当たり前ではない。
朝目覚めると、そこには新しい生命と新しい心と新しい身体をいただき、新しい太陽と光、新しい空気、新しい水があります。
ご飯が食べられる。
雨風を凌げる家がある。
布団も枕もある。
お風呂にも入れる。
着る服もある。
外を歩く靴もある。
などなど・・・
当たり前と思っていたことは、実はとってもありがたいことなんです。
日々感謝する、「ありがとう」を口にする。
そういう日々でありたいものです。