10月22日天赦日&大安、とっても運気の良い日に岩手県花巻市大迫町に鎮座している早池峯神社にお参りに行ってきました。
「瀬織津姫」、初めてその名を聞いた時から、何故か引き寄せられる姫神様です。
特に最近、その名を耳にすることが多く、極めつけはたまたま見たドラマで「早池峰山」の名前が出てきたのです。
もうこれは「早池峯神社」にお参りに行かなくてはと、友人が運転する車で連れて来てもらいました。
コロナ禍になって、初めての県外です。
仙台からは高速道路を使って、片道3時間半(途中休憩を含みます)の旅です。
早池峰と言えば神楽がとっても有名です。
早池峰神楽は大償と岳の2つの神楽座の総称で、
昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定され、
平成21年にユネスコの無形文化遺産に登録されています。
また早池峰山の周辺にはいくつかの早池峰(峯)神社があるのですが、すべての神社の御祭神は「瀬織津姫」です。
瀬織津姫は謎多き姫神です。
水の神ですから、龍神の最高神とも呼ばれ、祓い清めの神としてとても大きな力を持っている神様なのですが、その名が出てくるのは大祓祝詞だけで、古事記にも登場しません。
誰かが意図して、その名を伏せているとか・・・
そのために名を変え、多くの神と重ねられているとも言われています。
ですから、御祭神が瀬織津姫と表示している神社はそれほど多くはないのです。
しかし、近年はその存在を改めて示すかのように、様々な場面でその名を聞いたり、目にしたりすることが多くなったような気がしています。
さて、当日は生憎の曇り空だったのですが・・・
境内の上はこんなに綺麗な空でした。(龍雲です)
最初の鳥居はすこし新しいようです(左側)。
さらに二つ目の鳥居(中)を上がっていくと、石段も終わり、三番目の鳥居(右)をくぐります。
早池峯神社は、西暦807年(大同2年)、田中兵部・始閣藤蔵の両名が山頂に姫大神をまつったことに始まる。
1300年(正安2年)越後の住人阿闍梨円性が天下の霊地であると此の地に止まり一宇を建立 早池峯大権現と崇め奉った。
1609年(慶長13年)南部利直公巡視の際、参詣し、社領百五十石を与え領内海運総鎮守として帰依が厚かった。
御祭神 瀬織津比売神 と書かれています。
お参りのしかたも、少し違っていました。
私は霊感もなく、特別何かを感じるタイプではありませんが、そんな私でも、ここの神社は他の神社とまた違う御神気を感じました。
なんと表現すれば上手く伝わるかわかりませんが、やわらかい気に包まれているように感じました。
あまりにも心地良かったので、この場に少しでも長く留まりたいと・・・思ったほどです。
いろいろな神社をお参りに行っていますが、この神社もまた独特な御神気に包まれていました(とっても良かったです)。
皆さんにもぜひこの神社の御神気を感じて欲しいと思います。
ぜひ、機会を作ってお参りに行ってみてください。
とても素敵な神社でした。
白龍社です。
左側:天照大御神を始め多くの神様が祀られています。
右側:大権現社です。
山の神様が祀られていますが、座敷童がいるとも言われており、
そのためか、おもちゃなどが供えられていました。
「わらしちゃん」とも呼ばれているようです。
左から、天神様、弁才天様、お稲荷様 です。
瀬織津姫命は水の神様です。
境内に流れている水はとても綺麗でした。
現在、こちらの神社には神主さんが常駐していません。
御朱印は、
神社の向かいにある民宿、大和坊で扱っています。
とても感じの良い、気さくな女将さんが対応してくれました。
短い時間でしたが、お参りに来る方などの貴重なお話を聞かせていただきました。
女将さん、ありがとうございました。