最近のニュースを聞くと、「正しさ」って何なんだろうと思います。
私たちは無意識のうちに「正しい」とか「悪い」とか判断しています。
そして「正しいこと」に囚われている人が多いと感じます。
それは当然のことかもしれませんが、「正しい」と思う事に囚われれば囚われるほど「正しいこと」を振りかざしてしまっているのではないでしょうか。
「正しい」に囚われれば囚われるほど、その人の中で「正論」となって根付いてしまっています。
周りにいませんか、いつも「正論」を盾に押し通す人。
「正論」ですから、言っていることは間違っていませんが、何故か心は消化不良です。
歴史を振り返ってみるだけでも、「正しいこと」と言われることはその時代で違います。
「正しいこと」の基準は、その時代背景によっても変わりますし、ましてや人によって異なってしまいます。
自分が信じてきた「正しいこと」が、他の人にとってはどうでもいいことなんて多々あります。
真実は一つですが、「正しいこと」は一つだけではないのです。
自分の信じてきた「正しさ」は絶対的なものではなく、様々な「正しさ」があると思っていた方がいいのではないでしょうか。
ましてや、自分が「正しい」と思っていたことが、誰かを傷つけたり、財産を無くすことに繋がるなんて・・・。
「正論」を盾に振りかざすことは、いつかそれが自分に返ってきて、自分を苦しめることにもなりかねません。
なので、「正しいこと」で人を判断したり、縛ったりしない方がいいのではないかと思います。
余談ですが、
「宗教」と「宗教団体」は別物と思っています。
一緒にして話をしている人を見かけますが、一緒にすべきではないと思っています。
どの「宗教」も教えは一つだったはずなのですが、歴史とともに様々な考えに変化し、それに伴って様々な団体が存在していると私は思っています。
また話がそれますが、以前、大学で「神道」と「仏教」を学んだことがあります。
「神道」と「仏教」は宗教なのかという議論があって、その理由が、「神道」には教典や教義がない、「仏教」は「哲学」なのではないかという事でした。
確かに、神道は他の宗教に比べるとはるかに柔軟性があり、多様性を感じます。
仏教が日本に入ってきたときは、学問として扱っていました。
歴史とは面白いですね。
今日は秋彼岸のお中日です。
ご先祖様を敬いましょうね。
そして、秋分の日の今日はエネルギーが強い日です。
ぜひ、太陽の光を感じてください。
あ、お天気が悪くても、外にでるだけで太陽の光を感じ事ができます。
よいエネルギーをチャージし、運気も良くしましょう。