一番知っているようで、実はよく知らない自分のことを知るには、自分がどんな価値観を持っているのかを知る必要があります。
普段、自分の価値観を考えてみることはほとんどないと思います。
それは、自分の価値観は無意識のうちに潜在意識に植えつけられているものだからです。
その価値観に、一番大きな影響を受けているのが両親の価値観です。
人は生まれてから長い年月は、誰かの手を借りないと生きていけない生き物です。
ですから、知らず知らずに他人の価値観が植え付けられています。
つまり、私たちの価値観は他人から植え付けられた価値観から始まっています。
繰り返しになりますが、
一番知っているようで、一番知らない自分のことを知るには、まずは自分がどんな価値観を持っているのかを知る必要があります。
他人の価値観を与えられたり、学んだりと他人の価値観で生きてきたのです。
他人の価値観を生きて自分の価値観を蔑ろにしていると、本来の自分から遠ざかってしまいます。
自分の魂に気づき、自分の価値観を見直し、不要な価値観や思考を捨てて、本来の自分を取り戻すこそが、自分の本来の人生を生きることになります。
もちろん、他人の価値観を体験することは、自分の価値観を築き上げることには必要です。
ここで、気をつけていただきたいのは、他人の価値観がダメだということではありません。
価値観に「良い」「悪い」の判断は不要です。
(すべての出来事にジャッジは不要です。ありのままが一番いいのです。)
人それぞれですから・・・。
自分の心の奥底にある自分の価値観に意識を向けてみましょう。
それが自分の価値観を知ることです。
他人の価値観に振り回されることがなく、自分自身の価値観で生きる・・・これがこれからの時代の生き方です。
「正しい」は一つだけではありません。
人によって「正しさ」も変わってきます。
常識は非常識です。
自分らしく生きましょう。
そんな時代に入っています。