陸奥(みちのく)は道の奥 古代東北は神々の地だった

先日、YouTubeを見ていたら、関西地方に住むある霊能者が「東北は大事な地域、重要な地域」と言っていたのですが、私は「さて、なんでだろう?」と思っていました。

また別なYouTubeでは、「高天原は宮城県の多賀城市だった」とも聞いたのです。

そんな中、以前から気になっていた「ホツマツタヱ」を読み始めたのです。

「ホツマツタヱ」とは、ヲシテ文字で記された古典の一書です。

「日本には漢字以前に古代文字などなかったはず」と思っている方もいるとは思いますが、古代からカタカムナ文字やヲシテ文字など独自の文字を持っていたのではないかという説があります。

「ホツマツタヱ」は全編が五七調の長歌体で綴られており、全四十アヤ(章)に及ぶ叙事詩です。

また、古事記や日本書紀より古く、記紀の原書ではないかとも言われています。

「ホツマツタヱ」には、古代日本人の哲学とか歴史観、モノの見方、思想など、今も日本に存在する様々な風習の成り立ち、起源などが事細かく記されています。

しかし、「ホツマツタヱ」は偽書とも言われています。


「ホツマツタヱ」とは、ホツマは「神の真」、ツタヱは「伝ゑ」という意味で、「神の真の伝え」という意味になります。

「ホツマツタヱ」の舞台は、縄文時代から始まります。

皆さん、ご存じのとおり、

縄文時代の中心地は、今の東北から関東地域と言われており、人口もこの地域に集中していたと言われています。

当時の東北地方は温暖で住みやすかったからのようです。

さて、「ホツマツタヱ」のお話になりますが、初代天神である国常立神には8人の御子がいました。

この御子達を「ト・ホ・カ・ミ・エ・ヒ・タ・メ」と呼びます。

この8人の御子は、地球を統治するために地球の八方に散ってしまいます。

日本を統治したのが、「ト」の一族だったのですが、残念なことに跡取りがいなくなってしまったのです。

そこで登場するのが、国常立神の末っ子とでも言いましょうか、「葉木国(はごく)の神」です。

葉木国の神は、はるか東の高波の上に、太陽が高く昇る国「日高見」を作り、葉木国の神が生み出した日高見の国の聖地「高天原」には、アメノミナカヌシの神が祀られ、かぐわしい橘(みかん)が植えられていました。

アメノミナカヌシが祀られていたということは、北極星信仰が存在していたということですね。

日高見に国家基盤を置いて、果樹や穀物、野菜の栽培技術を普及させながら、ホツマ州(クニ)(関東地方)を始め、次第に分洛の輪を広げ、国家形態を整えていったのです。


この葉木国神には、二つの系統の子孫がいます。

一つは、日高見を拠点とするタカミムスビ(役職名)の神の系統。

もう一つは、九州四国を中心に統治する系統です。

因みに、九州四国地方を統治する神の4代目沫蕩尊(あわなぎの
みこと)の御子がイザナギです。

また、5代目タカミムスビが豊受大神でその姫がイザナミです。

豊受大神は日高見に拠点を置き、孫である天照神(天照大御神)に大王(おおきみ)としての教育をしました。

天照神は、若い時は日高見で生活をしていたようです。

「ホツマツタヱ」では、豊受大神も天照大御神も男神として書かれています。

つまり、豊受大神は日高見(東北地方)の宮に拠点を置き、若き天照大御神は日高見の宮に住んで、豊受大神から教えを受けていたのです。

古代日本の中心地は東北地方でした。

豊受大神が臨終の床で、天照大御神に伝授したのが、道奥(奥義)でした。

これが陸奥の語源です。

言葉については、後日、改めてブログでご紹介します。


私は以前、懇親にしている友人から、

「東京では人脈を作り、仙台には神脈を作るために来たんですよ」と言われたことがあります。

確かに、約6年しか住んでいなかったのに、東京時代に親しくなった人たちは今でも懇親にしていただいています。

長年住んでいる仙台では、東京時代ほどの友人はあまりいません。

なぜ、神様とのご縁を深めるために仙台なんだろうとずっ~と思っていました。

神様とのご縁を深めるのなら、別な地域でもいいのではないかと。

仙台に来てからも、あまり神社にお参りに行く事はありませんでした。

田舎のご住職から、「神棚を祀りなさい」と教えてもらったのがきっかけて、神社にお参りに行く機会が増えてきました。

それが大きく変わったのが、東日本大震災後に出会った整体師の先生、かかりつけ医の丸山先生、何かとアドバイスをいただいていた東京在住の先生と出会ってから、神様とのご縁が一気に深まったのです。

これらの人達は、皆さん霊的お力を持っている方々です。

以前にもお伝えしましたが、私の母方の曾祖母は霊能者でした。

霊能力の高い曾祖母だったようで、多くの人を救った人だったと聞いています。

私自身は、そのような力はないのですが、なぜか若いころから霊能者と言われる人たちが身近にいました。


「なんで、仙台?」と思っていましたが、「ホツマツタヱ」を読んでからその意味が分かったのです。

田舎で、都より遠くにある地域、だから陸奥(みちのく)と言われていた岩手県生まれの私は、悔しい思いをしたこともありますが、神々の子孫であるこの日本は東北地域から始まったのではないかと知ると、なぜ縁もゆかりもない仙台に来たのかやっとわかりました。

東北は、古代から神聖な場所だったのです。

今でも、出羽三山など東北にも神聖な場所が多々あります。

仙台に来ると、エネルギーが綺麗なので元気になるという人もいますし、高天原だったのではないか言われる多賀城市(多賀の宮)はエネルギー(波動)が高いと言う人もいます。

歴史の古い神社の御祭神を調べると、その地の歴史がわかると思います。

古くから神々が祀られている神社は、古代には「宮」(神々の拠点)があった所です。

アメノミナカヌシの分け御魂が私たちの魂と教えてもらいましたが、「ホツマツタヱ」を読んでその意味がわかりました。

今、世の中は大きく動き始めているように感じます。

日本人である私たちのご先祖様は、神々であるということを思い出しましょう。

「ホツマツタヱ」と「カタカムナ」については、また発信させていただきます。






作成者: ケント先生

「自分らしく生きる」これがこの時代の生き方の一つです。 セミナーや研修会等の講師、そしてライフコーチとして、量子力学、脳科学、心理学等を活用・実戦する個人セッションやグループセッションを通じて、皆さんが、自分らしく生きるためのお手伝いをさせていただいています。 また、社内業務の総合窓口 コンサルティングとして【人財育成・職場環境改善・経営相談・独立開業】等、仕事と生活をより豊かにする後押しをさせていただいています。 セッションを受けた方からは「元気が出ます」と言われることが多く、「元気が出るコンサル」とも呼ばれています。 このブログが、皆さんの心と生活がより豊かになるヒントになればとても嬉しいです。   オフィスリュウト 代表(宮城県仙台市在住)

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