風の時代は「三方よし」の時代

今は、風の時代と言われています。

これは西洋占星術から来ています。

ちなみに4つの時代があり、約200年ごとに替わるようです。

水の時代
火の時代
土の時代(地の時代)
風の時代です。

歴史を振り返ると、水の時代は大航海の時代でした。
火の時代はフランス革命などがありました。

やはりその時代を表す出来事があるようです。

では風の時代の特徴は?

情報と知性の時代です。
精神的な豊かさを大切にする時代です。

土の時代は地の時代とも言われ、物質と領土拡大の時代でした。

物質的な豊かさを大事にする時代でした。

ですから、土地や権力、財力にこだわる人が多く、それを持っている人が凄い人とされていました。

学歴、年功序列、終身雇用、常識などが大切にされた時代です。

昭和生まれの私はよ~くわかります。


情報と知性の時代と言われる風の時代ですが、

確かにYouTubeを始めSNSが盛んになり、子供たちの成りたい職業の上位にYouTuber入るなど時代の特徴が表れています。

昭和の大量消費時代に入ってからは、商品ありきの時代でした。

いかにして儲けるか そんな時代だった気がします。

今はSDGsの意識も高まり、商品ありきも行き詰りを見せています。


もともと日本人はお金より人の心を掴む絆をつくっていくのが得意でした。

その代表の一つが近江商人の「三方よし」です。

そうなのです。

私たち日本人は、もともと自分だけがよければいいという民族ではなく、すべての人が幸せになることを大切する心をもっていたのです。

それが明治維新の西洋文化の取り入れ、大戦後のGHQの政策による日本文化の衰退など、本来日本人が持っていた素晴らしい伝統や文化、そして精神もだいぶ失われてしまったようです。

しかし、最近それに気が付いてきた人が多くなったように思います。

近い将来、様々なものが見直され、より自然と共存する社会になると思います。

もともと私たち人間も自然の一員ですから、本来は人工的なものを使った食べ物など必要がないのです。

必要以上の便利さではなく、自然と調和し、自然のもつエネルギーをいただく、これまでの生き方、生活を見直す時代に入ったようです。

これまでの「成功哲学」の精神は捨てなさいとも言われています。

そしてこれからの時代に必要なのが、かっての近江商人の「三方よし」に象徴されるような「絆」を重視する考えです。

「三方よし」とは、「顧客」「社員」「社会」のすべてがよしとする絆の世界です。
一言でいえば「相手によいことをするから、ずっと一緒にいられる」関係を築くものです。

成功哲学は、日本経済を成長させた一方で、日本社会の絆を壊してしまいました。

風の時代は個の時代とも言われています。

ですから自分を大切にし、自分の好きな仕事をする人も増えてくると云われています。

そしてこれからの時代は、自分だけの利益ではなく、利他を大切にし、関わる全ての人が豊かに、そして幸せになるように絆を大切にする人が成功し、繁栄する時代なのです。

精神世界も重要になりますので、これまで以上に見えない世界を理解する人も増えるでしょう。

自分が幸せになりたいと思ったら、周りにいる人も自分と同じように大切にすることを意識してみましょう。

目の前の人を大切にする。
自分も大切する。
この世界は感謝のエネルギーで満ち溢れます。

当然、自分自身も感謝のエネルギーに包まれるのです。

アメリカの大学の研究に、
自分が幸せだとその友人も幸せで、さらにその友人までも幸せであるというデータがあります。

そうエネルギーは連鎖するのです。
であれば、良いエネルギーを循環させましょう。

これからの時代は、自分だけがという考えではなく、周りの全ての人も幸せになるという考えが、自分が幸せになる方法なのです。

分かち合いましょう!!。







作成者: ケント先生

「自分らしく生きる」これがこの時代の生き方の一つです。 セミナーや研修会等の講師、そしてライフコーチとして、量子力学、脳科学、心理学等を活用・実戦する個人セッションやグループセッションを通じて、皆さんが、自分らしく生きるためのお手伝いをさせていただいています。 また、社内業務の総合窓口 コンサルティングとして【人財育成・職場環境改善・経営相談・独立開業】等、仕事と生活をより豊かにする後押しをさせていただいています。 セッションを受けた方からは「元気が出ます」と言われることが多く、「元気が出るコンサル」とも呼ばれています。 このブログが、皆さんの心と生活がより豊かになるヒントになればとっても嬉しいです。  宮城県仙台市在住 オフィスリュウト 代表

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