釈尊が霊鷹山にて初めて法華経を説かれた時、八大龍王は龍族百千萬の眷属を引率して法華経を聞き、その教えに深く感銘しました。
そして、佛の命に従い衆生済度のため、龍形のまま現世に在って、世の中を利し、人を救済することを本願とされています。
妙法蓮華経の観音経の中で、観音様を信仰すれば衆生を救い、願いを叶えてくれると言われています。
八大龍王はその観音菩薩の守護神であり、観音様の宝珠を身に宿して人々に福をもたらし願いを叶えてくれると古来から信仰されてきました。
また八大龍王は仏教世界では釈迦の眷属であり、釈迦の生誕の際に、甘露を降らせてその生誕を祝福したと言われています。
ですから、龍神様は私たちの役に立つことが大好きなんです。
龍神様は神様の眷属でもあります。
そして様々な方法をもって、私たちの近くにいるよと教えています。
<龍雲>もその一つです。
上の写真は、出雲大社です。
龍雲が現れているのが、お判りでしょうか。
わかる方はすぐにわかりますが、残念ながら説明してもわからない方もいます。
龍雲の定義はありません。
見た人が龍雲と思ったらそれが龍雲です。
左の写真は江島神社の中津宮です。
以前のブログでも紹介しましたが、こちらは龍雲でなく、光でお姿を現しました。
お判りになりましたか、賽銭箱の右下の光を拡大するとわかると思います。
このように龍神様は、その存在を私たちの教えてくれます。
数字ですと「8」と「44」ですね。
この数字をよく目にするときは、「近くにいるよ」とのメッセージです。
また、お参りに行くと突然雨が降ったり、降っていた雨がやんだり、強い風が吹いたりします。
龍神は水の神様ですから、水に関わる出来事は多いと思います
では、龍神様と仲良くなるためにはどうすればいいかというと、とにかく龍神様を意識すること。
龍神様の存在を近くに感じることが必要なようです。
私の場合はお参りに行く事で近づいたと思っています。
神様も龍神様も祈りの中で存在しているといいます。
お参りは貯金と同じような気がします。
お参りに行くたびに祈りという貯金をし、さらに利息も付きます。
そして神仏はその人が本当に助けが必要になったときに、利息を付けて手を差し伸べてくれることがあります。
そのような神様と私たちの間を繋いでくれるのが龍神様です。
ぜひお参りに行きましょう。