秋彼岸なので「六波羅蜜」について調べてみました

 

 春分の日、秋分の日を中日(ちゅうにち)として、前後3日間を合わせた7日間を「お彼岸」といいます。 

 「彼岸」とは、「悟りの世界」の事です。
 

 その彼岸に到達するためにしなければならない六種類の修行のことを「六波羅蜜」と言います。
 彼岸はその修行をするための期間でもあるんですね。

 六波羅蜜とは(六波羅蜜寺HPより)

「布施」
 見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。布施行は物質だけではありません。

「持戒」 
 道徳・法律等は人が作り現在はますます複雑になっています。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒める事が肝要です。

「忍辱」 
 如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。

「精進」 
 不断の努力をいいます。我々の人生の生命は限りがあります。ひとときも無駄にすることなくに日々誠心誠意尽くすことです。

「禅定」 
 冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。

「智慧」
 我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけております。しかし、貧りや怒り愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちです。布施・持戒・忍辱・精進・禅定の修行を実践しどちらにもかたよらない中道を歩み、此の岸から彼の岸へ。 

 いかがでしたか。
 日ごろの自分自身を見直す機会としてお役に立てたならうれしいです。

秋彼岸です。ご先祖様に「感謝」をしましょうね。






作成者: ケント先生

縄文時代に魅了され、古神道に興味を持ち、この不思議な民族日本人とはいかなる存在なのかを探求し、古事記を始めカタカムナ、ホツマツタヱなどを学んでいます。 風の時代と言われる今は、自分らしく生きる時代です。 そのためには、自分の波動を整え、お清め・浄化を意識することです。 このブログでは、量子力学、潜在意識、神様のことなどを発信しています。皆さんが自分らしく生きるためのお手伝いになれば幸いです。 私の曾祖母は霊能者でした。 私は、見えたり、聞こえたりしませんが、時々不思議な体験をすることがあります。 そんな体験もご紹介していきたいと思います。 オフィスリュウト 代表(宮城県仙台市在住)主な業務:ライフコーチング コンサル 等 ※個人の方からのご相談等は、メールでも対応します(無料)。アドレス:ryuto638@outlook.jp

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