今年に入ってから、本などを読むと「中庸」という文字がよく目に入ります。
つい先日購入した本にも中庸のことが書いてありました。
この本、引き寄せを学んでる方々におススメと思いましたので、ご紹介させていただきます。
「いつだって宇宙を信頼すればいい」吉岡純子著 フォレスト出版
ということで、改めて「中庸」を学び直してみました。
「中庸」とは「かたよることなく、常に変わらないこと。過不足なく調和がとれていること」という意味です。
「中庸」は、もともとは儒教の言葉です。
孔子が最高の徳としたもので、「中庸の徳」という言葉が有名です。
論語の中の孔子の言葉「中庸の徳たるや、それ至るかな」は、
かたよった考えにとらわれず常に節度を守って考え、行動することは最高の徳ということです。
私たちは何かが起こると、それにいちいち反応し、さらに良いとか悪いとか常にジャッジしてしまいます。
物事に一喜一憂したり、ジャッジをせず両方の感情をバランスよく感じる事が大切なんですね。
決して、どっち付かずで中途半端という意味ではないので注意してください。
「道徳的に良い」「バランスが取れている」「穏当である」というような意味になります。
陰陽大極図のように、陰と陽があって一つの円になる。
昼と夜 男と女 上と下 など相対するものがあってこそ物事は成り立っているんですね。
改めていろいろと思うところがありました。
これからの時代は、より一層バランス感覚も大切になりそうです。