身密(しんみつ)、口密(くみつ)、意密(いみつ)、この三密は、弘法大師空海がひらいた真言宗をはじめとする密教の教えです。
「身」・・・やっていること(行動)
「口」・・・言っていること(言葉・思考)
「意」・・・思っていること(心・意識・フォーカス)
身口意の3つが揃っていれば、自分がやろうとしたことが成し遂げられる。
逆に、身口意がバラバラになっていれば失敗するというシンプルな法則です。
仏教では、生命は「身・口・意」で構成されていると考えます。
しかし、密教以外の宗派では、この「身・口・意」は煩悩を生み出してしまうため離れるべきだと考えます。
人生がうまくいかないのは、身口意がバラバラであるためにうまくいかない。
どのような意識で言葉を発し、そのような行動をするか、ここが問われています。
「見えている現実を変える」、そのためには「身口意を意識する」、「今の環境を整える」、つまり、行動、口癖、意識を変えると人生が変わるということです。