お陰様とは、感謝の気持ちを表したり、挨拶の言葉としても用いられますが、お陰様の語源は仏教に由来しています。
「お蔭」とは仏教用語で、神仏のたすけ、加護を意味するそうです。(加護とは、神仏が力を与えて守りたすけること。)
元々は神仏からの恩恵、見えないエネルギーに対する感謝の念なのですね。
そして今は、仏様や他人様(ひとさま)のお陰によって幸せに生かされていることを自覚して感謝する気持ちとして「お陰様」という言葉で使われています。
例えば、受験や就職試験などに合格したとしても自分一人の力だと勘違いするより、その陰には両親を始め多くの人の援助や支援などがあったからこそ目標を達成できたと考えることができれば、自然と感謝の念が湧き出ます。
その一つが「お陰様です」という言葉になります。
「お陰様」という言葉は他人から強要されるものではなく、自分の中から自然と出てくる言葉の一つなのです。
毎日、小さな感謝や豊かさを見つけてみませんか。
「お陰様です」と言えるのは、神仏からの恩恵でもあります。
見えない世界に対する感謝・・・
高次元に対して「お陰様です」「ありがとうございます」という感謝の気持ちもお忘れなく。
あ、ご先祖様もですね。
先日、こんな言葉を聞きました。
神様の中には、「皆様」と「お陰様」という神様がいるんですよ! と・・・。
毎日寝る前に、今日出会った小さな幸せを見つけ、感謝をしつづけるとより豊かな人生が訪れると思っています。
私たちは生かされていることを忘れてはいけません。
今日、この時に感謝・・・。