「氣」 と 「気」
さて皆さん、上の二つの漢字を見て、それぞれからどのようなエネルギーを感じますか?。
はっきり違いを感じる人もいるでしょうし、なんか違うかもという人もいると思います。
左側は旧字体で、右側は新字体です。
「氣」は360度にエネルギーを放出していますから、本来はこちらの字の方が漢字の意味としては合っていると思います。
新字体の「気」は、氣を止めてしまっています。
このように本来の漢字には、それぞれ作られた意味があるので大切にしたいものです。
見えないものを信じることはできないという人もいますが、人それぞれなので、それに対して私は否定することはしません。
ですが、
人間にとって、見える世界は「肉体」=物質世界であり、見えない世界は「心」や「感情」=精神世界です。
心や感情は見えませんが、その存在は否定できません。
もっとわかりやすい例えをあげると、「空気」「電気」「電磁波」など目には見えませんが、その存在はわかりますよね。
このように私たちは、この世に存在する様々なエネルギーを感じています。
自覚が出来ていないだけです。
例えば、
公園や自然の中を歩いていると気持ちいいと感じることがあると思います。
逆に、なんとなくここは嫌と思ったり、ヒヤリと感じたりもしますよね。
それがエネルギーを感じていることです。
(量子力学の世界になりますが・・・)
これらの感覚を自覚することで、氣(エネルギー)を自覚することができます。
今までは「気のせい」とか「錯覚」、「思い過ごし」などと気にも留めてなかっただけです。
少し五感を磨き、「感じる」ことを意識してみると、様々な気づきができるようになると思います。
まずは、今感じていることを自覚することから始めてみてください。
「一つ一つに氣づき自覚していく」
そして時々、今自分はどんなエネルギーを発しているんだろうと見つめてみてください。
怒りを発している人がいる場にいるとそのエネルギーによって嫌な空気に満たされます。
逆に笑顔と笑い声に溢れている場の雰囲気は心地よい空気に満たされます。
この違いこそが、氣(エネルギー)の違いで、私たちがどのエネルギーを感じ、同時にどんなエネルギーを発しているのかの違いです。
実は、怒りの氣や笑いの氣を感じている時は、自分自身もそれと似たようなエネルギーを発していて、その場はそのエネルギーで満ち溢れてしまいます。
私たちは、とっても敏感に様々な「氣」を感じ取っています。
自分自身が良いエネルギーを発していれば、その場は良いエネルギーに溢れます。
嫌なことや辛いことがあったときこそ、良いエネルギーに変えてみましょう。
ぜひエネルギーを感じることを意識してみてください。
この積み重ねは自分が発する「氣」(エネルギー)を意識する事に繋がり、よい「氣」を出すことを意識すると、望む現実に近づきますよ。