「あり方」とは「生き方」であったり「志」だったりします。
あり方が弱気だと消極的になり、何を教えても動かない、仮に動いても成果がでないということになります。
人は恐怖に生きている人と美しさに生きている人がいます。
人生うまくいかない最大の理由は「恐れ」です。
「失敗したらどうしよう」「上手くいかなかったらどうしよう」「迷惑をかけてしまったらどうしよう」などなど、すべては「恐れ」から来ています。
ですから、最初に学ばなければならないのは「あり方」です。
人にとっての「あり方」は、そのおかれた立場によって様々な「あり方」があります。
その「あり方」がしっかりしている人ほど、成果のでる「やり方」に出会うのです。
良い作物を作るのに必要なのは良い土壌です。
人にとっての土壌は「あり方」です。
どちらも普段は見る事ができませんが、見る事の出来ないところにあるからこそ大事なのです。
土壌の中に隠れている根に栄養を与えるからこそ、葉や幹が育ち綺麗な花を咲かせるのです。
「あり方」がしっかりしていれば、それに向かって進むだけです。
しかし、世の中は「やり方」ばかりを知ろうとします。
私もそうですが、多くの人は何かを始めようとするときに、
最初に知ろうとするのが「やり方」です。
「やり方」ばかりを求める・・・それが上手くいかない理由です。
「あり方」のない人に成果のでる「やり方」などないのです。
「生き方」や「志」の高い人は、それに向かって何をすれば良いのかを考えます。
人としてどう生きるか、何のために生きるのか、そういう自分の「あり方」(生き方、志)を先に学んでこそ、しっかりとした足取りで次に踏み出せるのです。
特に経営者の皆さんは「あり方」が経営に大きく影響します。
もし今、物事がうまくいっていないとしたら、それは「やり方」ではなく「あり方」に問題があるかもしれません。
このブログに出会った皆さん、これもご縁です。
一度、自分自身の「あり方」を見つめ直してみませんか。