世界に数ある言葉に中で、日本語だけがそのルーツが分らないそうです。
また世界の言葉の中には、ポリネシアを始め日本語と同じ単語が存在している国や地域があることも知られています。
ということは・・・日本語が世界の言葉のルーツかも?。
なんてことも考えられます・・・。
古代から日本は海洋民族でした。
すでに縄文時代には、様々な地域と交流をしていた痕跡があります。
交流が出来ていたとすれば、そこには共通の言語があったはずです。
ホツマツタヱによると、縄文時代の後期の子供教育は、アワの歌を教えて、常に歌わせることから始まります。
これは、アワの歌を歌うことで、発音を統一する意味もあります。
ア=天、ワ=地、つまりアワの歌とは天地の歌です。
アワの歌とは、
アカハマナ イキヒ二ミウク
フヌムエケ へネメオユホノ
モトロソヨ ヲテレセヱツル
スユンチリ シヰタラサヤワ
の四十八音です。
「ア」で始まり「ワ」で終わる四十八音のアワ歌を、琴の音に合わせて歌うと、発音も発声もよく通るようになり、身体各部の働きは増し、頭脳は発達し、神経系の応答も良くなり、子供のみならず、アワ歌を歌えば健康が増進し、病気を寄せ付けず、長寿が得られるのです。
日本語は単音語で、一音一音が意味を持つとともに、一音一音に神が宿ります。アワを歌うことは言語教育であり、天地自然の神を敬う教育の始まりでもあったのです。
現在でも、アワの歌を神社へ奉納する方がいます。
また、カタカムナも同様で、80首からなるカタカムナを唱えることで、アワの歌と同じ様な効果があると言われています。
飼っていた猫が病気になり、今にも死にそうな状態の時にカタカムナを聞かせ続けたら、快復し元気になったという話を聞いたことがあります。
現代の私たちは、漢字文化のため、漢字からその意味を捉えますが、古代の人々は発する一音一音に意味を捉えていました。
日本語は、一字一音主義なのです。
これが言霊です。
しかし、幕末以降、西洋文化を取り入れ始めてから日本語も変わってしまいました。
例えば、「議論」や「討議」などという言葉は幕末以降にできた言葉です。
それまでは、「神議り(カムハカリ)」「話し合い」という言葉でした。
つまり、相手を言い負かしたり、自己主張だけではなく、話し合いで決めていたのです。
これは、ハワイの原住民も同じで、なにか問題が起きれば、全員参加の話し合いで問題解決をしていたそうです。
一説によると、古代、日本とハワイは同じ大陸だったそうで、大部分が海に沈んでしまい、残ったのが日本とハワイの島だとか。
だから日本人は、ハワイが好きなんだと言う説もあります。
話を戻しましょう。
このように日本の言葉は独特であり、言霊と言われるように一音一音に力があります。
だから、言葉が現実を引き寄せてしまいます。
日頃使う言葉を意識し、波動の高い言葉を使うようにしましょう。
ところで、日本語の響きが好きという外国人がいます。
外国人の方が、日本語を学び続けたら、日本人の持つ間というものが理解でき、虫の音の美しさも分かったという人もいます。
この「響きが好き」ということが重要で、やはり日本語には独特なエネルギーがあるのです。
だから、日本語に興味を持つ外国人が存在するのです。
日本語を話すことで、感性も日本人に近づいてくるのかもしれません。
私たち日本人が当たり前のように使っている日本語ですが、とても重要なパワーを持っています。
今、本来持っていた日本語のパワーが弱ってきています。
外来語やジャパニーズイングリッシュではなく、正しい日本語を使っていきたいものです。
余談ですが、横文字の名前を使った政策は、あまり上手くいかない傾向にあるように感じるのは、私だけでしょうか?。