「実るほど首を垂れる稲穂かな」
私が就職が決まった時に、お寺のお祖母ちゃんから言われた言葉です。
この言葉は、
成功している人で、徳が高く素晴らしい人の事を指した言葉で、
「そういう人になろう」という教訓として使われる言葉です。
この言葉を教えてくれたお祖母ちゃんも亡くなり、私も年齢を積み重ねましたが、お祖母ちゃんを思い出すたびに、蘇る言葉です。
先日、この人の辞書には「謙虚」という言葉が存在しないのだろうと思う人と出会いました。
正直、まだこういうタイプの人が存在するのだと驚きました。
(私がこれまで出会っていなかっただけなのかもしれませんが)
「謙虚さが大事」
皆さんも、耳にタコができるくらい聞いていた言葉ではないでしょうか。
しかし、多くの人が間違った謙虚さを言っています。
自分を見下したり、
変にへりくだったり、
自信満々とは真逆にとらえたり・・・
そうではなく、自信満々と謙虚さは共存します。
本当の謙虚さとは
・自分は生かされている
・お陰様
・自分だけの力で生きているわけではない
・たくさんのサポートや配慮、思いやりのお陰で生きている
といったことを感じる中で芽生えるものです。
だから自信を持った状態でありながらも、謙虚であることは普通です。
偉大な人ほど、思いやりがあり、謙虚です。
今、どんなに成功していても、高い地位にいたとしても「謙虚さ」を忘れると、必ずしっぺ返しが来ます。
世の中の出来事をみているとよくわかると思います。
変にへりくだるのではなく、本当の謙虚さを意識しましょう。
自力を怠らず!
他力を味方につけて!
結果を出す!
自力も他力も大切に。
お忘れなく。