「石の上にも三年」という言葉があります。
同じように、「一万時間の法則」というのがあるようです。
これは、何かを始め、そのスキルを身につけるのには、一万時間くらいかかるということのようです。
これが、どのくらいの時間かというと、毎日9時間くらい取り組んで、約三年かかる計算になります。
「何事も三年は続けなさい」と聞いたことがある方もいると思いますが、確かにスポーツなどもそうですが、何かを身につけようとすると、ある程度の時間が必要になります。
スポーツなどは、三年続ければ周りに迷惑をかけないレベルになれるのではないでしょうか。
しかし、この「一万時間の法則」ですが、やはり三年は長く感じ、途中で諦めてしまう方も多いかもしれません。
人は、すぐに結果を求めてしまい、上手くいかないと諦める傾向にあります。
特に、経営者の方々の体験を聞くと、成功している人ほど、過去に辛く厳しい体験をしている方が多いです。
そして、それを乗り越えた人が成功を手にしています。
まるで「成功の法則」の如くです。
辛苦の期間も、3年、5年、中には10年以上も下積みを余儀なくされる場合もあります。
❝超えられない試練は与えられない❞と言いますが、諦めずに乗り越えた人には、想像以上の成果が待っているようです。
さて、面白いのは、一つのことを一万時間続けた人は、他のことをしたときにも道が開けやすくなり、さらに、なぜか二つ目以降は一万時間は必要がなくなるそうです。
だからこそ、何でもいいので、まずは一万時間、何かに打ち込んでみてください。
今まで積み上げてこなかった人も嘆く必要はありません。
これから積み上げればいいだけです。
何でもいいので、成果が出るようにじっくりと取り組んでみてみましょう。
その過程で磨いたスキル、吸収した知識は、必ずのちの自分の人生にプラスになります。
そうやって一万時間をいくつかやってみれば、誰もまねのできない存在になります。
焦らず、人と比べず、自分の道に取り組むことが大事なようです。