「ヒーリングクライシス」とは、好転とか自己変容中に起こるサインで、それは決まって❝最悪❞な出来事です。
※ヒーリング:治療、特に心の病や疲れを癒すこと、癒し
クライシス:危機、経済上の危機、恐慌
(by広辞苑)
よく何かを決断したり、神様にお願いや宣言をすると「お試し」がくると言われていますが、「ヒーリングクライシス」は「お試し」より「試練」に近いのではないかと思っています。
「なぜ私だけがこんな目に・・・」と思うような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
予期せぬ出来事が起こって、前に進めなくなってしまう。
困難が続いて、人生の意味や目的を見失ってしまう。
「もう、八方塞がり・・・」と嘆く。
私も幾度となく経験してきました。
ヒーリングクライシスとは、潜在意識が書き換わり始めるときに起こる変化のプロセスのようです。
ポイント①
ヒーリングクライシスとは、「魂や意識といった深いレベルでの変化」、単なる好転反応でも、癒しに向かう際に一時的に起こるものではない。
ポイント②
「クライシス」とあるように、変化のプロセスの最中には、「危機的なことが起こる」なぜ危機的なことが起こるかというと、私たちの「潜在意識は変化を嫌う」からです。
どうすればヒーリングクライシスで現実を書き換えられるのか。
①ヒーリングクライシスを「問題」ではなく、「変化の証」として受 け入れること。
困難なことがやってきても、「なんとかなる」と思うこと。
②「新たな自分」との出会いがあると信じること。
今の苦しみは新しい自分と出会う「痛み」となる。
迷う辛さも新しい自分と出会うための痛み。
大成功を手にする前には、思いっきりどん底に落ちることがある。
ヒーリングクライシスは、「新しい自分を生み出すための痛み」だと思って、新しい自分との出会いを信じること。
③「そこに学びがある」という姿勢を持つこと。
この出来事は、私に何を手放して欲しいと言っているのか?。
自分の心に問いかけてみましょう。
ヒーリングクライシスが起こったときには、
1.そこから手放されるもの
2.学べるもの
3.教え
に意識を向けると、ネガティブなものを引き寄せる苦しみの意 識から、学びとして受け取る意識にシフトチェンジできる。
人生の始まり、再生するきっかけも、同じに起こっている可能性もあります。
このような経験はしたくないものですが、人生は幾度となくピンチを運んできます。
これを「ピンチの法則」と呼ぶ人もいます。
私もこれまで何度も経験してきました。
若いころは、「お試し」ということも知らず、「何故、自分だけこんな辛いことが起こるのだろう」と思っていました。
以前ある霊能者から、
「あなたは人の三倍良いことが起こるけど、人の三倍悪いことも起きます」と言われたことがあります。
これまでの人生を振り返ると「もしかしたら、そうかも・・・」と思うことが幾度かありました。
私の場合は「お試し」とより「試練」と言った方が、しっくりきます。
「ピンチは自分の可能性が覚醒するとき」と聞きましたが、
確かにそうかもしれません。
・気づいていない自分に気づく
・気づいていない才能に気づく
・気づいていない周りの愛に気づく
・気づいていない豊かさに気づく
ピンチは、様々な気づきを与えてくれます。
人は、窮地に追い込まれると、これまで気が付かなかった様々なアイディアが生まれてきます。
人間の能力って、自分が思っている以上に深いです。
人は、ピンチに陥ると、過去を振り返り自分を責めてしまいがちです。
過去を振り返り、未来に向けて検証するのは良いのですが、過去を悔やんでも何の解決にもなりません。
そんな無駄なことはやめましょう。
このピンチは神様からの贈り物かもしれません。
あなたに必要な覚醒のときが訪れただけです。
この試練を乗り越えることで人は大きく成長します。
ピンチはチャンス!。
超えられない試練は訪れません。
自分を信じて、乗り越えましょう。
その先には、今まで見たことのない世界が待っています。