3月3日は桃の節句、ひな祭りですが、瀬織津姫の誕生日でもあります。
瀧川神社（静岡県三島市）が生誕の地と言われています。
瀬織津姫は謎多き神様ですが、
すべての罪や穢れを洗い流すことができる神様の中でも重要な力を持つ存在です。
ということで、
仙台市内の神社で、唯一ご祭神が瀬織津姫である瀧澤神社（青葉区 錦町公園側）にお参りに行ってきました。
実は、今年に入って瀧澤神社の御祭神が瀬織津姫と知りました。
瀧澤神社の存在は知っていたのですが、「火防瀧澤神社」と書いてある石碑があったので、勝手に火の神様だと思い込んでしまっていました。
ただ、その時に御祭神が瀬織津姫と知ったとしても、当時は瀬織津姫様のことを知らなかったので「ああ、そうなんだ」で終わっていたと思います。
令和になってから、瀬織津姫様の存在を知り、何故かとても気になる神様になっていた今、そろそろ教えてあげましょうと姫様に「ここにいますよ」と教えてもらえたみたいです。
瀧澤神社は、普段は無人の神社ですが、月に何日か社務所開所日があります。
3月のこれからの開所日は、15日、16日、25日です。
この日に参拝すると御朱印をいただくことができます。
また、瀧澤神社から徒歩15分くらいのところに、春日神社（仙台市青葉区春日町）があります。
歴史は古く、約８００年前から鎮座しているようです。
御祭神は、天児屋命（アメノコヤネノミコト）ほか３柱です。
天児屋命は「言霊の神」「祝詞の神」「出世の神」と言われています。
天岩戸神話で祝詞を奏上した神様です。
瀧川神社と併せて参拝すると、祓いお清めパワーが二倍になると思いますよ。
せっかくの機会なので、
今日は、私の知っている瀬織津姫様情報をお伝えします。
すべての罪や穢れを洗い流すことができる神様の中でも重要な力を持つ存在にも関わらず、古事記や日本書紀には一切登場せず、唯一祓戸の大神の１柱として大祓祝詞にその名が出てくるだけです。
そのため、瀬織津姫は何らかの理由によって、何者かにその存在を封印されたと言われていました。
私は古事記が好きで、よく読んでいましたが、最近「ホツマツタエ」を知り、私の好奇心を駆り立てる本となっています。
ホツマツタエは古事記や日本書紀より古くに書かれた書物といわれていますが、偽物説も存在します。
さて、ホツマツタエでは、天照大御神が天照神と表現されており、しかも女神ではなく男神です。
天照神には１２人のお妃がいました。
その中の正姫が瀬織津姫です。
正妻と言うべきか、時代的には中宮ですかね。
とても慈悲深い、美しいお妃さまです。
そんな瀬織津姫が何故封印されたのか？。
一説によると、
持統天皇（女性天皇）が自分の正当性を示すために、天照大御神を女神としました。
女神ですから、妃がいるのはおかしい話になります。
そのために、瀬織津姫らを封印したとか。
本来、瀬織津姫を御祭神とする神社はたくさんあったようですが、名前を変えざる負えなくなったようです。
そのようなことから、天照大御神の荒魂、豊受大神、宇迦之御魂神、弁財天など様々な神と同一化されています。
瀬織津姫は祓い清めの神であり、水の神です。
水の神と言えば龍神様です。
瀬織津姫は龍神の最高神とも言われています。
長い間封印されていましたが、近年その封印が解かれたのか、姫様の存在をSNSなどを通じ、広く知らしめる人が増えています。
瀬織津姫のお力が必要な時代になったのでしょう。
封印されたことにより、御祭神が瀬織津姫という神社は少ないのですが、そんな中で一番多いのが岩手県と聞きました。
10か所以上あるようです。
岩手県にある早池峰山の御祭神が瀬織津姫なので、その麓にある早池峯神社の御祭神は瀬織津姫です。
私も、花巻市大迫町に鎮座している早池峯神社にお参りにいったことがありますが、なんとも言えない心地よい優しいエネルギーを感じる神社でした。
このまま長くここに留まりたいと思ったほどです。
そう思ったのは、貴船神社の奥宮以来でした。
因みに私は岩手県の釜石で生まれ育ちましたが、瀬織津姫がご祭神の神社は知りませんでした。
隣の遠野市に行きますと早池峰神社がありますので、瀬織津姫が祀られています。
今住んでいる宮城県には6つの神社の御祭神が瀬織津姫と知りました。
ご紹介すると、
①瀧澤神社（仙台市青葉区本町）
②大崎神社（大崎市古川大崎）
③下草八幡神社（大和町鶴巣）
④富谷今泉八幡神社（富谷市今泉下）
⑤荒雄川神社（大崎市岩出山池月）
⑥瀬織津姫神社（気仙沼市唐桑町）
東北に、瀬織津姫がご祭神の神社が多いのは、大和朝廷の目が届きにくかったのかもしれませんね。
風の時代になり、瀬織津姫様のお力がますます必要となっているように感じています。
神様は、私たちが感謝の気持ちを伝える事で、パワーアップするそうです。
皆さんも、ぜひ神社にお参りに行き、感謝の気もちをお伝えください。
神様がパワーアップして、私たちを守ってくれます。
ぜひお参りにいきましょう！！。
まずは、氏神様からですよ！！。
