この世には、「男性性エネルギー」と「女性性エネルギー」があります。
そして人生を動かすには、両方のエネルギーが必要です。
女性性とは、受け取る力、内側を育む力、委ねる力を言います。
これは右脳的な働きで、感受性とか柔軟性ともいわれるものです。
イメージするなら、種を植えて育つのを見守るようなエネルギーです。
それで、女性性のエネルギーは、潜在意識からメッセージを受信するアンテナのような役割を持っています。
それに対して、男性性とは、動かす力、意志の力、現実化する力のことです。
これは左脳的な働きで、論理性とか実行力といわれるものです。
役割としては、受け取ったインスピレーションを現実世界で形にすることで、それは種に水をやりつつ育てていくようなエネルギーです。
ちなみに、この2つのエネルギーは、性別に関係なくすべての人が持っています。
ただこの2つのうち、多くの人は1つのエネルギーしか使えていないことが多くあります。
でもさっきお伝えしたような、人生とか現実を動かすには、両方のエネルギーが必要になります。
種を植えること ↔ 水をやること
受け取ること ↔ 行動すること
このどちらか片方だけでは、現実は動かないように両方が機能して初めて人生が動き出します。
ただ多くの自己啓発で言われることの中には、女性性のエネルギーばかりが、協調されてきた背景があったりします。
それは「頑張りすぎる文化」への反動として、「委ねる」「手放す」が必要だったからといえるかもしれません。
確かにそれは多くの人を救ったと思いますが、でも振子が逆に振れすぎて、今度は「動かす力」が弱くなってしまっています。
その結果として「受け取るだけで何もしない」人が増えてしまった感じがあります。
なので、一旦言いたいことをまとめてみると、
女性性のエネルギーとは、受け取る力、内側を育む力、委ねる力のことです。
男性性とは、動かす力、意志の力、現実化する力のことです。
全員が両方のエネルギーを持っています。
★エネルギーバランスが崩れている3つのパターン
1.女性性過剰「持ち続けるけど何も起こらない」
このパターンでは、たとえば引き寄せノートに願望を書いて直感に委ねたのに何も変わらず、「いつまで待てば良いの・・・?」と不安になって、サインを待つだけで、自分から選択したり、行動したりできなくなってしまう。
それは、受け取るエネルギーだけが働いている状態ということです。
他にも、本当は働きたいに、「委ねなきゃ」「信じなきゃ」と思って動けない。
「意識のことは信じているのになぜ私だけ・・・」という深い孤独感がる。
「もっと待ちなさい」「焦りすぎ」と周りから言われて、さらに混乱する。
そんな風に感じることができます。
ただ、そこに必要なのは「待つ」だけではなく「動く」ことです。
でもそれを誰も教えてくれないので、「私の信じ方が足りないのかな」「もっと手放さなきゃ」みたいに。
さらに、女性性に偏っていく悪循環が起こっています。
それは直感、受容という右脳的な機能だけが働いて、論理とかこう同計画みたいな左脳的な機能が眠っている状態です。
だからこそ、女性性のエネルギーは十分に開いているのに、男性性エネルギーが極端に弱い状態になるということです。
2.男性性過剰「焦って動くけど空回り」
2つ目のエネルギーバランスが崩れているパターンでは、「やらなきゃ」「変わらなきゃ」と思って色々とやるものの、全部中途半端になって疲れる。
しかも疲れるだけで何も変わらずに、常に焦っていて、心が休まらないとか、結果に執着してプロセスを楽しめないといったことも起こります。
それは左脳の倫理とか、行動だけが暴走していて、右脳の直感とか感受性が機能していない。
男性性のエネルギーだけが過剰に働いて、女性性のエネルギーが枯渇している状態です。
なので、内側の声を聞かずに「こうあるべき」という頭の声だけ働いてしまったり、理想の未来と自分の行動がバラバラで同期しなかったりもします。
それに動けば動くほど、何かが違う気がする虚しさ、頑張っているのに報われない苦しさ、「もっと頑張らなきゃ」という、強迫観念に追われる日々を送ることにもなって、心の声を聞く余裕がなく、本当になりたいことが、分からなくなることもあるのです。
3.男性性不足「決められない、動けない」
3つ目のエネルギーが偏っているパターンでは、
何が正解か分からなくて、結局何もできないとか、
「決断するのが怖い」「間違えたくない」という気持ちが強く湧いてくることがあります。
言ってしまうと、受け取ることに慣れ過ぎて、自分で選ぶ力を忘れている状態になります。
これを別の言い方をすれば、エネルギーが内側にこもりすぎている状態になるといえます。
他にも「動きたいのに動けない」みたいな自分の意志がわからない無力感があったり、「私には無理」「できない」という諦めの感覚とか、周りに流されて、気づけば自分の人生を生きていない感覚を覚えることも出てきたりします。
そこから決断を先延ばしにして、時間だけが過ぎていく焦燥感を感じたりします。
では、なんでこうなってしまうのかというと、男性性のエネルギーが極端に弱くて、意志の力が機能していないからです。
この状態は、「私が選ぶ」「私が決める」という創造主としての力を使えないので、「決められない」「動けない」と悩みが深まります。
ここで疑問がでるのは、女性性と男性性のエネルギーが統合されると、一体どんなことが起こるのかという点です。
その嬉しい変化を5つに分けて説明していきます。
2つのエネルギーが統合されると起こること。
1.「やるべきこと」と「やりたいこと」が一致する。
2つのエネルギーが統合されている人は、
「これをやらなきゃ」と無理やり自分を動かすことがない。
なぜなら内側から「これがしたい」という静かな確信が湧いてきて、それに従って動くから、それが備わっているからこそ、不思議なことに現実が動き始めるということです。
その状態をもう少し掘り下げていうと、2つのエネルギーが統合されると、頭で考えた「やるべきこと」ではなく、魂が望む「やりたいこと」に気づけるようになります。
つまり、願望と自分の意志が一致している状態になるわけです。
例えば、朝起きた瞬間に「今日これをしよう」という静かな確信があって、義務感とか焦りではなく、ワクワクと安心感が同時に存在している感覚になって義務感が少なく行動していけます。
それに誰かに「正しい」と認めてもらう必要もなく、自分の内側が「イエス」と言っている感覚もあります。
2.焦らなくても、自然と行動できる。
2つのエネルギーが統合されると、「早くしなきゃ」「遅れてる」という焦りがなくなって、「今はこのタイミング」という静かな確信を覚えるようになります。
それは「フローに乗っている」状態で、女性性で流れを感じて、男性性で適切なタイミングで動けているということでもあります。
その時は、結果への執着がなく、プロセスを楽しめるのも特徴です。
しかもフローに乗っている時には、時間の感覚が変わって、1時間が5分のように感じたり、逆に時間が豊かに感じたりします。
その中でもやっぱり「やらされている感」は一切なく、全てが自然な流れとして感じられて、周りの出来事も味方してくれているような追い風を受けている感覚を覚えることもあります。
3.決断が早く、迷わなくなる。
2つのエネルギーを統合すると「これだ」と思ったら、サッと動けるようになって、動いた後も「これで良かった」と思えるようになります。
それは女性性で直感を受け取って、男性性で即座に行動に移せているからで、魂と行動が一致しているからといえます。
それに間違いを恐れずサッと動けるのは、どの選択も学びだと知っているからです。
そんな積み重ねで現実を自分の手で創造している。
感覚も感じられて、他人の意志に左右されず、自分の選択に責任を持てる強さが生まれます。
そうなると、「正確・不正確」という2元論から解放されて、全ての選択が正解だと分かっていきます。
4.周りに安心感を与える存在になる。
2つのエネルギーのバランスが取れてくると、エネルギーが安定しているので、周りから、「この人といると落ち着く」「なんか信頼できる」と感じられる。
それは、在り方そのものが周りに影響を与えるからです。
違う言い方をすると、女性性の受容性と男性性の安定感が統合されているからといえます。
それは成熟したエネルギー状態で、具体的にいうと、
特別なことを言わなくても、あなたの存在そのものが周りを癒す。
人から頼まれても疲れず、逆に与えることでエネルギーが循環する感覚がある。
そんな体験をするようになります。
5.現実創造のスピードが劇的に上がる。
2つのエネルギーが統合されると、望んだことが現実になるスピードが劇的に早くなります。
なぜなら、女性性のエネルギーの働きで、潜在意識から湧いてきた直感を「これだ」とキャッチできて、男性性のエネルギーで、すぐに行動に移せるようになるからです。
その状態になると、シンクロニシティが爆発的に増えたり、「えっ、こんなタイミングで?!」という出来事が次々と起こったりします。
他にも、
相手を変えようとしなくなった瞬間に、相手が変わり始める。
思いもよらない形で欲しいものが手に入る。
周りの反応、扱いが明らかに変わる。
それはエネルギーが整ったことで、現実が応答し始めたからでもあります。
では、どうすれば2つのエネルギーを統合できるのでしょうか?、というポイントとして、3つの方法があります。
2つのエネルギーを統合する実践法
1.静かな意思を取り戻す瞑想
朝の5分でも大丈夫なので、静かに座って、自分の胸の中心に意識を向けながら、「今日私は何をしたいんだろう?」と優しく自分に問いかけましょう。
その時は、頭で考えた「やるべきこと」ではなく、胸の奥から湧く「やりたいこと」に耳を傾けるのがポイントです。
それで女性性のエネルギーである受け取る力を活性化できて、小さな内側の声に気づけるようになります。
それにその声に従って小さく動くことで、男性性のエネルギーも目覚め始めます。
2.意図を持って行動する練習
例えば、コーヒーを淹れる時に、「今日一日、穏やかに過ごせますように」と言葉にしたり、窓を開けるときに「新しい風が私の人生にも入ってきますように」と心で唱えたりしましょう。
それは無意識に動くのではなくて、意志を持って選択している感覚を取り戻すことに繋がります。
また、男性性のエネルギーの「動かす力」を日常で鍛えることにもなってくれます。
その小さな積み重ねが、大きな決断をする力になってくれます。
3.「待つ」と「動く」のリズムを意識すること。
例えば、何か決断をしなくてはならないことがある時に、まず3日間は「待つ」期間を設けてください。
その時、内側の声を聞く、瞑想をする、散歩するのがオススメです。
そして4日目に、内側で感じたことに従って決断をし行動しましょう。
そうやって、女性性と男性性のリズムを体で覚えると、受け取ることと動かすことが、自然に統合されていくようになります。
その結果として、焦って動くことも、ずっと待ち続けることもなくなります。
今、紹介した3つの方法をぜひ試して、あなたに眠っている2つのエネルギーを解放してあげてください。
最後に、
人生が変わらないのは、あなたのせいじゃない。
今日の話から分かることは、人生が上手くいかないのは、あなたが悪いのではなく、ただ片方のエネルギーしか使っていなかっただけという可能性です。
今日のあなたは、エネルギーが2種類あること、その2つを統合させる方法を知りました。
その両方が統合された時、あなたの人生は本当に動き始めます。
そしてこれからは、焦らなくても、頑張りすぎなくても、迷わなくても、静かな確信とともに、現実を創造できていきます。
そんなあり方に、あなたはもう戻れるということです。
だから、今日お伝えした3つの実践のうち、どれか一つでも良いので、試してみてください。
あなたの人生は、もう今この瞬間から動き始めています。
※「波動×意識で現実をラクにチェンジする方法」を発信しているよつばさんのお話より