人は自分自身についての物語を作りながら生きている

あなたは誰ですか?

そう聞かれたらどう答えますか?。

私たちは「私」について、ほとんど考えたことがありません。


心理学には面白い考え方があります。

それは「人は自分自身についての物語を作りながら生きている」というものです。

例えば、

私はお金に縁がない
私は不幸せだ
私は愛されていない
私は運が悪い

こうした考えをもっている人は少なくありません。

さらに不思議なことに、人は自分の物語を証明する材料ばかりを集め始めます。

脳にあるRAS機能の働きです。

「私は運が悪い」と思っている人は、うまくいった出来事より、失敗した出来事を無意識のうちに記憶します。

すると、ますますその物語が強化されます。

これが「自分に対する思い込み」です。

この思い込みを「自我」と呼ぶことがあります。

私は優秀だ
私はダメだ
私は被害者だ

こうしたものはすべて自我です。

自我が悪いということではありません。

人は社会で生きる以上、ある程度の自己認識が必要です。

問題なのは、この思い込みを絶対の真実だと思い込んでしまうことです。

自分が他人と比べて苦しんでいるのは、「自分はこういう人だ」という物語を信じ込んでいるからです。

私たちが普段信じている「こういう人間だ」という自己イメージは、思っているほど確かなものではないということです。

物語である以上、書き換えることもできます。


願いの背景には「今の私では不十分だ」という前提があります。

だから苦しくなるのです。

その自己イメージ自体が、思い込みだとしたらどうでしょう。

足りないと思っていたことが、幻想だとしたらどうでしょう。

見える世界は大きく変わってきます。

この氣づきこそが人生を変える第一歩です。


願望そのものは、悪いものではありません。

願望は、人間として自然な欲求ですし、願望がなかったら、人類はここまで発展していなかったでしょう。

問題は願望ではなく、願望に対する関わり方なのです。


「執着を手放しましょう」とよく言われますが、この言葉を誤解している方が多いのです。

執着を手放すことは、願望を捨てることだと思っているからです。

執着とは、その結果に自分の価値や幸せを結び付けてしまっている状態なのです。

人は、心の中に「足りない」という思いがあると、いくら手に入れても満たされません。

一時的に満たされても、また不足感が現れてきます。

そして、次の願望を追い始めます。


人はなぜ執着を手放せないのでしょうか?。

それは執着が自分を守っているように感じるからです。

お金への執着は、安心を守ろうとしています。

成功への執着は、自分の価値を証明しようとしています。

そういう意味では、執着は敵ではありません。

むしろあなたを守ろうとしている心の働きなのです。

だから無理に消そうとすると苦しくなります。

大切なのは、戦うことではなく理解することです。


執着をなくすのではなく、理解する。

不安を消すのではなく、観察する。

自分を変えるのではなく、自分を知る。


同じ出来事を見ても、人に寄って捉え方、感じ方が違います。

それは見方が違うからです。

私たちは、現実をそのまま見ていると思っていますが、実際には脳が解釈した世界を見ています。

私たちは、現実を見ているのではなく、現実についての解釈を見ているのです。


「現実を変える」という言葉の意味を正しく理解する必要があります。

脳は重要だと判断した情報だけを選んでいます。

問題は、何を重要だと判断するかが、その人の信念よって変わるということです。

認識が変わることで、行動が変わり、選択が変わり、結果として現実も変わっていくのです。


「世界は鏡」という言葉があります。

これは、自分の内側が外側の見え方に影響するということです。

不安が強い時は、危険ばかり目につきます。

感謝している時は、ありがたいことが増えて見えます。

これは、世界が変わったのではなく、見方が変わったのです。

見方が変わることで、行動も変わり、結果も変わります。

その連鎖が人生を作っています。

見るべきは現実ではなく、認識です。

認識が変われば、行動が変わり、行動が変われば結果も変わるからです。


私たちは、無意識のうちに幸せを未来に置いてしまいます。

すると人生は、常に不足状態になります。

未来に到達すると、また新しい未来が現れます。

こうして幸せは永遠に先延ばしになります。


手放しとは、願望を捨てることではありません。

諦めることでもありません。

感情を押し込めることでもありません。

手放しとは「叶わなければ幸せになれない」、こういう思い込みを手放すことです。


季節に四季があるように、人生にも流れがあります。

手放しとは、その流れを信頼することです。

人生はコントロールするものではなく、参加するものだということです。

私たちは人生を支配しようとします。

未来を確定させようとします。

失敗をなくそうとします。

不安を消そうとします。

しかし、人生はもっと大きな流れの中にあります。

だからこそ、できることをやり、結果は手放す、この姿勢が大切なのだと思います。

この感覚が身についた後に、人生が大きく動き始めるのです。


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作成者: りゅうと

縄文時代に魅了され、古神道に興味を持ち、この不思議な民族日本人とはいかなる存在なのかを探求し、古事記を始めカタカムナ、ホツマツタヱなどを学んでいます。 風の時代と言われる今は、自分らしく生きる時代です。 そのためには、自分の波動を整え、お清め・浄化を意識することです。 このブログでは、量子力学、潜在意識、神様のことなどを発信しています。皆さんが自分らしく生きるためのお手伝いになれば幸いです。 私の曾祖母は霊能者でした。 私は、見えたり、聞こえたりしませんが、時々不思議な体験をすることがあります。 そんな体験もご紹介していきたいと思います。 オフィスリュウト 代表  兔澤健 (宮城県仙台市在住)主な業務:ライフコーチング コンサル 講師業 等 ※ご相談等は、まずはメールで アドレス:ryuto638@outlook.jp

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