どうして、人が同じことで何度も苦しむのか、その理由がよくわかるお話をしたいと思います。
例えば、足つぼマッサージや整体に行ったりすると、悪い部分はとても痛みを感じます。
時に、その激痛に耐えられないような痛みを感じる事もありますが、やってもらった後は、体がとても軽く感じたり、スッキリしたりします。
心の仕組みも同じで、自分の本当の気持ちを知ることって「痛い」んです。
だからみんな、無意識に封印してしまう。
例えば、本当はみんな、
私の思い通りに動いて欲しかった。
本当は誰よりも、活躍して目立ちたかった。
こういう気持ちって、なかなか人に言えないですよね。
なんか「イタイ人」って思われそうで、だから、自分でも無意識に封印するんです。
足つぼマッサージや整体と同じで、痛いところほど、本当は滞っているということなんですよね。
そして、滞っているところほど、本当は、大切に扱ってあげる必要があるんです。
自分で痛いところを触ろうとすると、どうしても加減してしまう・・・。
ここまでは見れるけど、ここから先は見たくない。
そこまでは認めるけど、それ以上はムリ。
そうやって、心をみることにも、つい「加減」をしてしまいます。
本当は、怒っていたのに、「そんなこと思っちゃダメ」と抑える。
本当は寂しかったのに「こんなの大したことない」と誤魔化す。
本当は傷ついていたのに「そんな弱みは見せられない」と我慢する。
そうやって、本音に触れないようにしていると、表面的にはやり過ごせても、根本のところはずっと残ったままになります。
だから、同じことでまた苦しくなる。
同じような場面でまた反応する。
同じように、自分を責めてしまう。
私たちが本当に楽になるためには、ただ前向きになることでも、ただ気分転換するでもなくて、その奥にある<本音>に、ちゃんと気づいてあげることだと思うんです。
もちろん、痛いです。
でもそれは、自分を傷つける痛みじゃなくて、私たちに、もっと自由に、もっと楽しく、この世界を体験してもらうためのメッセージだったりするんです。
だから、私は最近、痛いところほど排除しようとするんじゃなくて、自分の一部と思って大切にしてあげたいなと思うんです。
心も体も同じ、見たくないところ、触れたくないところ、
そこにこそ、あなたの人生を変える<何か>が隠れているのかもしれません。
黒い自分をいないことにしている限り、人はずっと、自分との戦いを終えられません。
そして、その戦いは、
人間関係にも、現実にも、そのまま出てくるんです。
そこに気づくことって、本当に大切だなって思うんですよね。
※「無限の力」の著者 清水慈永(たえ)さんのお話を編集、抜粋し紹介しました。
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